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【貸株サービスってなに?】メリット・デメリットを徹底解説。株主優待はどうなる?

こんにちは、オザ(@oz051619)です。

みなさんの保有している株式のなかに絶対に手放さない銘柄ってありませんか?

人によっては株主優待目当てだったり、連続増配銘柄だったりします。

今回はそんな当面手放す予定のない銘柄を有効活用する貸株についてご案内です。

貸株サービスとは?

引用:貸株サービス | 国内株式 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

貸株サービスとは保有している株式を証券会社を通じて貸株市場に貸し出すことです。

株を貸し出すことによって通常の配当金相当額+αの貸株金利を得ることができます。

株主優待はどうなる?選べる三つの貸株サービス

金利優先

できるだけ多くの貸株金利を受け取りたい方のためのコースです。

  • 株式の自動返却をおこなわず、貸株金利を継続取得します。
  • 権利確定日には貸株金利が通常の5倍にも、、、
  • 配当金として配当金相当額が証券会社の口座に入金されます。

株主優待優先

貸株をしながら株主優待も受け取りたい方のためのコースです。

  • 株主優待の権利確定日に貸株にしている株が自動的に口座に返却されます。
    貸株金利を受け取りながら株主優待を受け取る権利も受け取ることができます。

株主優待・予想有配優先

貸株をしながら優待・配当金も受け取りたい方のコースです。

  • 株主優待や配当金の権利確定日に、株式が自動的に返却されます。
    株主優待や配当金を受け取ることができます。

貸株のデメリット

ずっと持っている株式にさらに貸株金利も上乗せされる。

とてもいい制度だと思いませんか?

しかし、どんな制度にもデメリットはあります。

税制上不利になる可能性がある

貸株をおこなうと配当金相当額が証券口座に入ってくるのですが、税制上雑所得になることがあるらしいです。

いつも通り株式の配当を受け取ると「配当金」です。

いつもの「配当金」は申告分離課税となるため確定申告で他所得と分けて申告が可能です。

配当金相当額の場合は雑所得で総合課税となります。

そのため確定申告が必要になり、損益通算対象にもなりません。

税制上ややデメリットがあるようです。

株式の継続保有特典を受けれなくなる可能性がある

株式によっては長期にわたって株を持っていて欲しいことから継続保有特典を設けている企業もあります。

1年以上と3年以上では株主優待の内容が良くなるのも長期保有の醍醐味の一つ。

「株主優待優先」または「株主優待・予想有配優先」のコースを選んでいたら優待の権利確定日には株が返却されるので株主優待が貰える権利は得ることができます。

しかし「継続保有」の権利は失われてしまう可能性があるようです。

まれに優待も配当も得られない任意の日に、株主名簿の確定をすることがあります。

「株主優待・予想有配優先」で貸株をしていても、運悪く任意の株主名簿確定が行われてしまうと継続保有の地位が失われてしまうことになります。

継続保有の株主優待がある株式は貸株に出さないほうが無難です。

まとめ

貸株について記事にさせて頂きました。

私の場合は株主優待目的でヒューリックを絶対に手放さない株としてSBI証券で保有しています。

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「株主優待コース」にして株主優待を貰いつつ貸株金利も貰っています。

貸株金利の金利は銘柄によって異なります。

ヒューリックは貸株金利0.1%です。

気になる方は一度ご利用の証券会社の貸株を参照してみてはいかがでしょうか。

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