2020年6月末で惜しまれつつも政府のキャッシュレス還元事業が終わりを迎えました。
キャッシュレス還元事業は消費税引き上げに伴う需要平準化対策として実施されました。
店頭でこのシールを見かけた方も多いはずです。
このシールが店頭に貼ってあるお店でクレジットカードやQRコード決済をおこなうとポイントが最大5%還元されました。
キャッシュレス還元事業の終了に伴って次の政府の施策としてマイナポイントが9月からスタートします。
マイナポイントとはマイナンバーカードを作成すればマイナポイントと呼ばれるポイントが付与される施策です。
マイナポイントとは
マイナポイントは政府のキャッシュレス還元事業第二弾。
2020年9月1日~2021年3月31日に実施されます。
なぜこのような施策が実施されるのでしょうか。
マイナンバーカードの普及率は2020年4月1日時点で全国16%にとどまっています。
ほとんどの人が持っていないことになります。
そんな私も持っていません。
なぜなら取得する必要性がないからです。
身分証明書だったら免許証や保険証で十分。
わざわざ取扱注意なマイナンバーカードを取得する意味がありません。
今回の施策の肝の部分は国民にマイナンバーカードを取得してもらうために、マイナンバーカードと利用しているキャッシュレスサービスを紐づけて利用すれば最大5000円分を上限にマイナポイントとしてキャッシュバックしてくれます。
明らかに5000円のポイントで国民を釣っているような施策になります。
これでは実用性のないマイナンバーカードを取得することが目的なのか手段なのかわからなくなってしまいますが、コロナ不況で出費を抑えたいなかで還元してくれるのは有難いことです。
どんなキャッシュレスサービスに利用できるの?
結論からいえば、どのキャッシュレスサービスでも対応しています。
私の場合はPayPayを利用しています。
総務省のマイナポイントのサイトを見てみると色々なキャッシュレスサービスに対応しているので自分持っているキャッシュレスのどれかに該当しているのではないかと思います。
PayPayでの利用方法
25%還元、最大5,000円戻ってくる!とのことですが、どのように戻ってくるのでしょうか。
マイナポイントを各キャッシュレスサービスに紐づけます。
ここで注意したいのは、紐づけるのは1社しか選べません。
普段、お財布代わりにしているキャッシュレスサービスを登録することをおすすめします。
PayPayではチャージをするタイミングでPayPayボーナスとしてマイナポイントが貰えます。
25%還元なので、2万円チャージすればPayPayボーナスが5,000円貰えてしまうことになります。
私の場合、週に1回スーパーに買い物に行って5,000円前後使っているのでこれは大きいですね。
まずはマイナンバーカードの入手から
マイナポイントとPayPayを紐づけるためにはマイナンバーカードが必要です。
通知カードしか持っていないので、マイナンバーカードの入手から始めます。
マイナンバー通知カードが送られたときに交付申請書が同封されてきたはずですが、ずいぶん前のことなので交付申請書はなくしてしまいました。
交付申請書を持っていないとまずこれを手に入れなければなりません。
私の場合はインターネットから申請書をダウンロードして印刷する方法をおこないます。
紙に必要事項を記入して捺印。
書類を郵送するための封筒に至っては紙を印刷して自分でハサミで切って糊付けして組み立てます。
自分で初めて封筒を組み立てました(笑)
マイナンバーカードはデジタル化社会の基盤と位置付けられているわりには手続きはめっちゃアナログです。
これが日本のお役所らしいです。
これを郵送すれば交付申請書を貰う手続きは終わります。
また次回に続きます。