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【株式ポートフォリオの定番】稲畑産業の株主優待制度の魅力

こんにちは、オザ(@oz051619)です。

今回は私の株式ポートフォリオの定番銘柄の一つである稲畑産業(8098)のご紹介です。

2024年に家族で住むための住宅購入のために優待目的やNISA口座以外の個別株を整理しました。

しかし株主優待のある稲畑産業(8098)だけは売却せずに保有。

稲畑産業(8098)は多くの個人投資家がポートフォリオに加えている鉄板銘柄です。

稲畑産業とは?

稲畑産業は大阪に本社も構える情報電子材料や化学品などを扱う専門商社です。

創業は1890年(明治23年)という歴史ある企業。

海外拠点が19カ国60拠点あります。

稲畑産業の特長の一つとしてあげられるのが海外売上比率が50%を超えていることです。

これは大手商社のなかでも群を抜いています。

また、情報電子・化学品・生活産業・合成樹脂という4事業でバランスよく収益を上げているため安定した経営をしていることも特長です。

稲畑産業のおすすめポイント

海外の売上比率が高い

先にも書きましたが、稲畑産業のおすすめできる点としては、海外の売上比率が群を抜いて高いことです。

今後、日本市場は少子高齢化のため縮小傾向があります。

どこか一つの国の市場に依存してしまうと、戦争や疫病などのその国のカントリーリスクを負ってしまうことになります。

売上構成はアジアやインドを中心にバランスよく構成されており、しっかりとリスク分散ができています。

事業領域のバランスが良い

稲畑産業は情報電子・化学品・生活産業・合成樹脂という4事業でバランスよく収益を上げています。

通常、専門商社は一つの事業に収益源が偏り気味。

一つの事業が沈んでも別の事業で収益を補うことができるので安定性の高い企業と言えます。

株主還元方針

稲畑産業では2022年2月7日開示の中期経営計画NC2023において以下のような株主還元の基本方針を示しています。

  1. 一株あたりの配当額については前年度実績を下限とし、減配は行わず、継続的に増加させていくことを基本とします。(累進配当の継続)
  2. 総還元性向の目安としては概ね50%程度とします。
    ただし、政策保有株式を売却し、相当程度のキャッシュインが発生した事業年度においては、今後の資金需要や会社の財務状況、株価、マーケットの状況などを総合的に勘案し、上記の総還元性向の目安には必ずしも囚われずに、株主還元を実施いたします。

(*)総還元性向=(配当金額+自己株式取得額)÷連結純利益×1

株主還元・配当|稲畑産業株式会社 (inabata.co.jp)

配当金の推移を確認しても過去10年以上は一貫して増配を続けていることがわかります。

コロナウィルス蔓延時に多くの企業が減配しましたが、稲畑産業の企業としての安定性しているということです。

気になる株主優待の魅力

稲畑産業の株主優待はオリジナルデザインのQUOカードです。

継続保有期間保有株式数
100株以上
200株未満
200株以上
300株未満
300株以上
6カ月未満500円分500円分500円分
6カ月以上3年未満1,000円分2,000円分3,000円分
3年以上2,000円分3,000円分5,000円分

株主優待|稲畑産業株式会社 (inabata.co.jp)

株主優待の対象になるのが毎年9月30日現在の株主名簿に記録された100株以上保有の株主です。

100株以上保有していれば毎年12月初旬頃に自宅にオリジナルQUOカードが届きます。

長期保有していればQUOカードの額面も上がっていくのでとりあえず株式投資を始めたら、100株目指して積み上げていきたい銘柄です。

近頃ではネット証券を中心に端株投資ができるようになりました。

1株から株が買えることで最初からまとまった資金が必要になるわけではなく、株主優待が貰える単元株まで一株ずつ積み上げていく楽しさも生まれています。

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