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【選ぶならどこがいい?】インデックスファンドを選ぶときに注意すべき三つのことを徹底解説

こんにちは、オザ(@oz051619)です。

2024年1月より新NISAが始まり、『eMAXIS Slim オールカントリー』と『eMAXIS Slim S&P500』が大人気です。

悩めるロボ
  • これから新NISAを始めたいけど、どのインデックスファンドを選べばいいかわからない。
  • インデックスファンドってたくさんあるみたいだけど、違いがよくわからないよ。

そんなお悩み事を解決できればと思って書いてみました。

このeMAXIS Slimシリーズ2本だけで国内投資信託全体の資金流入額の4割超を占めています。

私も新NISAはeMAXIS Slim オールカントリーです。

もはや投資の世界ではこの二つは鉄板になりつつありますが、インデックスファンドのどこをチェックすれば大切な資産を安心して投資できるのでしょうか。

インデックスファンドをチェックするポイントは3点です。

インデックスファンドをチェックするポイント

インデックスファンドをチェックするポイント

インデックスファンドをチェックするポイント

  • コスト(手数料)
  • 純資産総額
  • インデックスとの乖離

インデックスファンドのコスト

インデックスファンドにかかる主なコストには「購入時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」の三つがあります。

購入時手数料は投資信託を購入をする際にかかる費用のことですが、インデックスファンドでは購入時手数料の価格競争が起こったためノーロード(手数料無料)であることがいまや常識です。

同じインデックス・ファンドであっても販売会社(証券会社・銀行)によって購入時手数料が違うことがあるので購入前に確認をしてみることをおすすめします。

運用管理費用(信託報酬)とは投資信託の運用会社・販売会社・信託銀行の三者に商品を保有している間はずっと払い続けなくてはいけない手数料です。

投資信託の運用資産の中から自動的に毎日少しずつ差し引かれるため、特に追加して払ったり口座から引き落とされることはありません。

そのため「払った感」がほぼないですが、保有資産全体にかかるコストとして軽視してはならない金額が引かれています。

投資信託の運用資産に対して平均で年率1.323%(税込)とすると、100万円を10年間運用すればその間に知らない間に13万2300円手数料として抜かれている計算になります。

運用管理手数料はできるだけ低いものを選ぶべきです。

2018年頃のつみたてNISA開始頃にインデックスファンドの運用管理手数料引き下げ競争があり、コストの低いファンドが増えてきています。

信託財産留保額は投資信託を解約するときに発生するコストです。

投資信託は解約をすると運用会社は現金を確保するために保有資産を売却する必要があります。

そのときに必要になる様々なコストを残された投資家が負担するのは不公平になるという意味合いから徴収されます。

一般的に保有資産に対して0.1%~0.3%が平均的なコストですが、最近では信託財産留保額が不要なインデックスファンドが主流です。

純資産総額にも注目

純資産総額とはファンドの規模を表します。

この純資産総額が少ないと、ファンドの運用が困難になってしまい繰上償還となってしまう可能性があります。

繰上償還とは運用期間が初めから設定されている投資信託であっても、運用期間終了前に投資信託の運用が終わってしまうことです。

特に運用期間を設けていない投資信託であっても運用が終わってしまいます。

繰上償還で保有資産が毀損してしまうことはありませんが、繰上償還されてしまった時点で投資の損益が確定してしまいます。

一般的に投資委信託は純資産総額100億円あれば運用の継続性は安心と言われています。

日本で販売されている主要ファンドはほぼ100億は超えています。

市場平均指数との乖離

インデックスファンドは対象となっている市場の市場平均指数に連動するように設計されています。

しかしインデックスファンドには信託報酬に代表される様々なコストがかかってきます。

そのため、インデックスファンドの値動きはコストの分だけ市場平均指数よりも下方向に乖離します。

インデックスファンドに投資をする場合はこの乖離ができるだけ少ないファンドを選ぶ必要があります。

そのため、以下の三要件を満たすファンドを選んだほうが良いです。

市場平均指数との乖離を防ぐための三要件

①対象とする市場は全世界株式(日本含む)、全世界株式(日本除く)、先進国株式であること

②信託報酬は年率0.25%程度まで

③購入時手数料は無料

まとめ

インデックス投資の世界で最先端を走っているのは米国です。

1976年にインデックス投資は米国で生まれ、当時は「平均的な成績しかとれない投資信託は売れない」と言われました。

それでも何十回にもわたる運用コストの引き下げや株主還元の強化を経て、日本にも普及しました。

インデックス投資が日本でも普及したといっても、日本では現金・預貯金の保有比率が株式や投資信託に比べて著しく偏っているのが実情です。

裏を返せば、日本の今後の市場はまだまだ伸びしろがあり、投資信託を活用することで多くの日本人がお金の悩みから解放される可能性があると言えます。

参考図書

この記事は山崎元さんのほったらかし投資術を参考にさせて頂きました。

2024年1月1日に癌によって逝去されましたが、私が投資を始めるのにあたってきっかけになった方です。

投資の本はたくさん発売されているので次々と読みたくなってしまいますが、この本を読めばインデックス投資のことはほぼ理解できるようになっています。

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