20代・30代のための資産形成に役立つ本5選②




前回に引き続いて20・30代のための資産形成に役立つ本の第二弾です。

コロナウイルスの影響で社会情勢も厳しくなっており、自己防衛のためにマネリテラシーを高めるしかありません。

ここでは私が今まで読んできて役に立ったと思う本の紹介です。

資本主義ハック

私達は物心ついた頃から資本主義社会のなかで育ってきました。

この資本主義社会の大海原のなかでどうやって生きて行けばいいのか。

泳ぎ方を少しでも知れればもっとうまく生きれるかもしれません。

この泳ぎ方は学校では教えてくれません。

自分で学んで実践あるのみです。

・会社や仕事に縛られながら、このまま働いていてもよい展望が見えない

・仕事のタスクはあるのに、自分の目標はない

・まさに「忙殺」の字の如く、忙しさに殺されている気がする

資本主義ハック p14

私も似たような感覚を持ちながら生きてきました。

自分が自分でないような感覚。

頑張って生きているけれども、ちょっと生きにくい世の中。

学校では教えてくれなかった資本主義社会の泳ぎ方。

資本主義社会の仕組みさえ知ってしまえば、以前よりももっと楽しく生きれるかもしれません。

資本主義の歴史を紐解くと3つの時代に分けられます。

資本主義は3つの時代に分けられる
①国家が富を競い合う国家資本主義の時代
②企業が世界中にイノベーションを起こす企業資本主義の時代
③個人がネットなどを通じて斬新なサービスを発信できる個人の時代が到来しました

今は個人の時代になりました。

今まで個人は国や企業から富を搾取されがちでした。

「お金を稼ぐ=時間を売る」は同じことのように捉えられてきました。

これからは自分の時間を売らなくてもお金が生まれる仕組みを所有できれば、もっと自由に時間を使うことができます。

この本ではアビトラージという言葉を使っています。

アビトラージというと仮想通貨やFXで使われる言葉ですが、ここでは周囲が気づいていない情報や価値や認識の歪みを活用することです。

身近な例をいえば、仮想通貨も先発して始めた方は利益を上げることができましたが「仮想通貨って儲かるらしい」と聞きつけて始めた後発組の方々は思ったよりも利益を上げることはできなかったのではないでしょうか。

人が気づいていない、人がやっていないことを先に気づいて利益を上げる考え方です。

これはどの世界でも同じことなのではないでしょうか。

この本では資本主義社会でアビトラージを駆使して泳いでいるためにはどのような戦略・スキルが必要かをそれぞれ教えてくれます。

著者は資本主義社会をゲームのように、RPGゲームのようにレベルを上げて世界を切り拓いていくように例えたかったのではないでしょうか。

自分の給料をいまより上げる方法

給料の上がらない時代といわれている現代。

自分の給料はなぜその金額なのか。

なぜ一生懸命働いているのに給料が上がらないのか。

どうやったら給料が上がるのか。

社会人になったら気に気なる方も多いはずです。

この本では自分の給料を今より上げるための具体的な方法というよりも、マルクスの『資本論』や「価値」と「使用価値」という考え方にもとづいてなぜ給料が今の金額になっているのか解説をしていきます。

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給料と言わず、モノの価値というのはそれが作り出されるにあたって、費やされた手間や時間が換算されています。

総じて時間をかけて作ったもののほうが価値が高いです。

価格の相場を決めるのは「価値」、そこから価値を上下させるのが「使用価値」です。

使用価値とは、いわゆるその商品が使用者が欲しがるものかどうかということです。

これは給料にも言えることです。

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結論から言えば、給料は「一日仕事から疲れて帰ってきても、翌日に体調を整えて昨日と同じように仕事ができる価格」に設定をされています。

なかなか給料が上がらないと言われている昨今。

巷では「大企業は儲かっており、内部留保は溜めているのに社員の給料に反映させない」と言われることが多いです。

実は日本企業での労働分配率は70%を超えており、他の先進国の企業のなかでは一番高い値になるようです。

労働分配率とはこの場合、企業は稼いだお金の70%を従業員に払い続けているということです。

最後に職場にAIや自動化が進み。

今まで専門的な技能が必要だった作業が簡単に行えるようになっています。

簡単に行えるようになるということはそれを行っていた自分の価値が下がるということです。

この本では「ブラック企業の見抜き方」と「自分の給料を上げるための具体的な行動」が解説されます。

このブラック企業の見抜き方や働きやすい会社の見極め方は世間で言われる典型例があげられています。

ここでブラック企業のことが解説されるのは、ブラック企業にハマってしまうと自分の価値が評価されずに潰されてしまうからだと思います。

自分の給料を上げるために必要なことは自分の労働力の使用価値をあげることです。

たまに自分も使ってしまう言葉ですが、サイバーエージェントでは「仕事の報酬は仕事」という言葉があるそうです。

20代~30代のうちは働いて自分の仕事を拡げられるチャンスを作ること。

本業に関わる勉強を自分ですることで今よりも能力をあげること。

10年後の自分を見据えて自分を作っていくことが自分の価値を高めることにつながります。

お金2.0

この本は2017年11月に発刊されていますが、当時から今でも世界経済はテクノロジーの進化とともにイノベーションの最中です。

そしてこの本が発刊された2017年末よりも確実に進歩しているはずです。

現在、資産経済では莫大な金余りが生じています。

1割の消費経済と9割の資産経済らしいです。

資本主義の欠点を補うため、可視化された「資本」からお金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界へ変わりつつあります。

この本では冒頭で仮想通貨についての詳細な説明がありましたが、今まで通貨というものは中央集権制の国家だけが発行できるものでした。

これからは「地域」や「個人」が通貨を発行できる時代になる。

AIやロボットの浸透によって人間が労働から解放される。

それによって貧富の差がなくなり、ベーシックインカムのような制度が導入されるのではないか。

今までの人生の使い方は「儲かること」に集約されてきましたが、これからは「情熱を傾けられること」へ価値観が変わっていくのではないか。

そんなことが語られていきます。

いま君に伝えたいお金の話

あの事件で有名な村上世彰さんの本です。

あれほどのことをした人がどんな生き方をして、どんなことを考えているのか気になりませんか?

マスコミによって作られた人間像しかない。

本当はどんな人なんだろうと手に取ってみました。

村上世彰さんの父は台湾の方らしいです。

日本の台湾統治時代に「日本人」として徴兵され、敗戦後に「日本人」として生まれ育っていながら「台湾人」として台湾に帰されてしまい、日本人の奥さんと結婚して日本国籍を取得されたそうです。

この本を読んで、やっぱり村上世彰さんって非凡な方なんだなーって思ったのは。

中学生くらいの頃に父から大学卒業くらいまでのお小遣いをまとめて貰って、それを子供ながらに市場のことなどを研究して投資を行って財を成した話。

港区の高輪の自宅からポルシェに乗って通学してた話。

この本には「どうやってお金を増やすか」とかテクニック的なものはまったく書かれておらずひたすら村上世彰さんのお金に対する考え方が書かれています。

お金は人生におけるパートナー。
そのお金をどのように捉えるかで、人生は多大な影響を受けてしまいます。

  • 自立して生きていくためには、お金は絶対に必要である
  • やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい
  • 困ったときに、お金は君を助けてくれる
  • 君がお金を持っていれば、人を助けることができる

お金こそが、お金を生む卵=金の卵だということ。

そのためまずは元になるお金を貯めることが出発点です。
ゼロはいつまで経ってもゼロのままですが、貯めれば金の卵になって、人生の局面ごとに力を発揮してくれます。
これからどんな人生を歩むにせよ、まずは貯金をつくることからはじめましょう。

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門

30歳でセミリタイアした三菱サラリーマンさんの本です。

なんと30歳にして金融資産7,000万円に到達。

配当金収入は月平均20万円超、多い月では40万円超に達します。

2歳で父を亡くし、母子家庭で育った三菱サラリーマンさんがいかにここまでの財を成したのか。

それはすべて節約にあるといいます。

いかに支出を減らして投資に向けるか。

三菱サラリーマンさんは月収の8割、賞与のすべてを投資に回したとのことです。

投資方法は高配当・連続増配株への長期投資。

日本企業ではなく、米国企業中心です。

この本では三菱サラリーマンさんの投資資金を生み出すための節約方法、それを

どの銘柄ぬ向けて投資をしていたかが書かれています。

これは誰でも再現性が高い投資方法とのことです。

まとめ

資産形成をするのに役立ちそうな本をまとめてみました。

資本主義社会で生き抜くためにはマネーリテラシーを身に付けなければなりません。

それは日本の学校では教えてくれません。

お金がすべてだとは言いませんが、お金が少しでも自由になれば人生の選択肢が増えることも一つの事実です。

これをきっかけにマネーリテラシーを高める本を読んでみるのもいかがでしょうか。







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