働き方改革って結局なんなの?駒崎弘樹さんの働き方革命を読んで考える




今回、家の本棚で眠っていた駒崎弘樹さんの「働き方革命」を再読。

思えばこの本、第一刷が発行されたのが2009年なんです。

今から10年前です。

なにがすごいかといえば、10年前、ここまで働き方改革が世間的に取り組まれる前にこの本では働き方を変えることの重要性を訴えていることです。

必要な働き方改革って必要なの?

日本の生産性は主要先進7か国のなかで断トツの最下位です。

このワースト記録は47年間連続。

東京オリンピックまでにこれが改善できなければ、「50年間、生産性を上げることができなかった先進国」という誇らしくない世界タイトルを獲得してしまう。

なによりもこれからは少子高齢化社会。

労働人口減少社会に入り、社会保障負担は増え続ける。

それはわかりやすく危機的で、日本には衰退の道しか残されていないのか。

下り坂の社会での働き方革命とは

日本は世界に先駆けて少子高齢化社会に突入していきます。

資本主義社会は人口が増えること前提に作られています。

資本主義の歴史のなかで日本が初めて人口減少社会を体験することになります。

人口減少社会を乗り切るためには戦後の高度経済成長期の幻想を捨てて、社会の仕組みを変えなくてはいけません。

それは「個人の働き方を変えるということ」だけではなく、「働くということを捉えなおす」ことが必要です。

実際に企業で働いたことのないような政府の偉い人達や高名な学者さん達が上から目線で国民を啓発するようなお堅くて抽象的な内容では働き方改革の意味をなさないことがほとんどです。

駒崎弘樹さんの考え方

自ら企業を経営し、「超」がつくほど忙しい経営者が個人にとって「幸せとはなんなのか」を捉えなおし、自己改革に夢中になります。

人はなにに基づいて行動を起こすか。それは潜在意識のなかにある自己イメージです。いちいち入ってくる情報を処理していては非効率。パターン化してある程度は処理できるようにしておかなくてはなりません。

人間は「できる」と思えばその行為をします。「できない」と思えば、その行為はしません。例えば、「私は物覚えが悪いのよ」といい続けると、そういう自己イメージが潜在的に形作られます。「自分が物覚えが悪く、覚えられない」が脳内で処理されて本当にもの覚えが悪くなります。

「超」忙しい社長が18時に退社することなんてできっこない。

そう思っていた駒崎さんが18時退社に成功します。

ここで駒崎さんは自分が早く帰れないのは思い込みに過ぎなかったことに気がつきます。

まとめ

生産性を上げるにはどうしたらいいのか。

小手先のテクニックではないもっと人間臭い部分。

自分が「働くこと」によって他者にどのように貢献できるか。

特に自宅に食器洗い機を設置して家事時間を削減、同棲する彼女さんにもやりたいことをやってもらう。

そんな温かい人柄にも触れたような気がします。

駒崎さんの本はこの本で2冊目です。

最近出版された本も読んでみたいと思うような。

自分も社会や身の回りの人達のためになにかできないかと思う本でした。







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