【読書】地元がヤバイ・・・と思ったら読む 凡人のための地域再生入門




今年も残り僅かとなりました。

普段、都市部で働いて、お盆やお正月に帰省される方も多いはずです。

僕は実家の最寄駅から電車で1時間くらいのところで一人暮らしをしているので、もっと頻繁に帰っています。

ただ、それでも実家に帰ったときに気になります。

歳をとっていく親。

思い出はあるけど、年々古くなっていく実家。

さびれていき、高齢者だけを多く見かける故郷。

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文字通り、こんなかんじです。

幼い頃、よく遊びに行っていた友人の家が更地になっていたりすると物悲しくなりますね。

やはり消滅可能性都市は伊達ではない。

正月は意外と時間がたっぷりあるので、じっくり読書をしてみました。

折しも昨日、ふるさと納税をしたばかりです、、、

いまさらながらふるさと納税にチャレンジしてみました。

大学進学とともに東京に出て、新橋で会社員をしている主人公。

実家の母から代々受け継いできた家業をそろそろ畳みたいとの相談を受け、地元に戻るが地域の濃いしがらみに巻き込まれて嫌な思いもしつつも、そこで頑張っている同級生と出会い、地域の魅力をうまく利用して地域再生に取り組んでいくことを小説仕立てで読める本です。

とっつきにくいテーマが小説になっているため、とにかくわかりやすいです。

こういった著者が言いたいことを小説形式にするっていうのは意外とありなんだなと思いました。

ただ、地域で事業を行うということがどういうことかということがよくわかります。

ちなみにこの本で登場するような補助金コンサルタントですが、実は僕も仕事で関わったことがあります。

この手のコンサルタントが補助金を資金源で出てくると、大抵うまくいかないんですよね。

おそらく著者の体験談でもあるのでしょう。

人の成功を妬み、出る杭は打ち、自分のやり方は変えない、そんな田舎の名士と呼ばれる人達との闘いです。

田舎は移住者が大半な都会よりも濃い人間関係やテリトリー争いがあったりします。

なにかを変えたり、始めたりするには自分達が生まれる前から出来上がっていた仕組みを壊さなければなりません。

巻末の台詞が印象に残っています。

「今の日本では9割の世帯が会社員か公務員らしいっすよ。1955年の時点では、半数の世帯が自営業かそれに関連する仕事をしていたことを思えば大きな変化だし、みんな不安じゃないっすか。真面目に学校行って、真面目に働いても、報われないことも多いっすからね」

結局、世の中は変化をし続けていて、動脈硬化を起こしてしまっているような現状でも変化を恐れてはならないのだと思います。

この小説の主人公達は全国へネットワークを拡げ、アジア諸国などにも活躍の場を拡げていきます。

僕も先日返礼品に目がくらんでふるさと納税をしたばかりですが、予算執行のためだけに使われないことを祈ります。







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