【団塊世代の足元に、人生の〝断崖絶壁〟が広がっている】大江舜著 団塊絶壁




母から借りた本シリーズです。

昔から本が好きでした。

仕事用の鞄の中にも本が入ってないと落ち着かない。

これはおそらく母の影響です。

実家は本だらけ。

書架がない部屋がない。

実家にある自分の使っていた部屋が今では本の倉庫と化しています。

そういう環境が普通だと思って育った。

社会に出て思ったのは、どうやら普通ではないらしいです 笑

今回読んだのは大江舜著『団塊絶壁』という本です。

実家に帰省した際に帰りに母が渡してくれた紙袋のなかにこれが入ってたときにはびっくりです。

様々な側面からいわゆる「団塊の世代」ってやつを面白く分析しています。

読んでて「あー、なるほど」みたいな。

この本では老健施設の現実をここまでかというくらいに暴露されます。

ある意味で近い将来の日本に対する絶望しか与えてくれない本です。

このまま頑張って生きていても、いずれこうなるのなら、、、と考えてしまいかねないです。

施設内での虐待、恋愛、延命のための先が見えない最先端医療、がん特効薬などによる公的負担の拡大。

安楽死、葬儀、墓問題。

暴走セックス老人による性感染症拡大リスク、、、

団塊世代の3年間の出生数は800万人超と言われています。

最近の出生率の100万人に比べれば2.6倍になります。

団塊の世代は労働力で日本経済の成長を支えましたが、団塊の世代が一気に定年を迎え、出生率が減っている人口減少期に国力が衰退するのは仕方ないのかもしれません。しかしその影響はあまりにも甚大で年金、健保で日本経済を破綻に追い込みます。

自分の父がちょうど団塊の世代の一番上くらいの年齢なのです。

非常にわかります。

『人間らしい死に方』

本当だったら死んでしまうような状態でも高度化された現代医療によって生かされてることを例に挙げています。

人間らしい終わり方とはなんなのかと一石を投じている。

自分の肉親だったらどう思うのか。

一秒でもいいから長く生きてほしい。

自分の肉親だったらそのように思ってしまうのかもしれない。

仕事でよく老健施設には出入りをします。

率直な感想ですが、心が痛くなります。

入居している老人達の姿が自分の肉親と重なります。

自分の肉親には長生きして欲しいと思いますが、かといって老健施設で毎日暇つぶしのように「レクリエーション」に興じながら、箱のなかで飼われるように生きていて欲しくない。

やっぱり自分は他の大部分の人達の願望と同じように皆さんに迷惑をかけないようにぽっくりと死にたいなと思いました。







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